リアルタイム計測システム

推進精度をリアルタイムで自動計測することにより測量の簡素化と精度維持を同時に行い、工期の短縮を図ります。
掘進機の向きを示す方位計測にはトンネル用高性能方位検出装置ジャイロコンパス、水準計測では液圧差レベル計測システムが選択できます。

自動測量システム

推進管内に自動追尾式トータルステーションを複数配置し、互いの位置を自動計測しそのデータをパソコンで自動演算することで掘進機の位置を正確かつ短時間で把握することができます。
アルティミット式測量システムでは、ジャイロコンパスと液圧差レベル計測システムのデータを組み合わせて、より精度の高い掘進機位置と姿勢を把握することができます。

電磁誘導チェック測量装置(モールキャチャー)

電磁誘導現象を利用して、推進機または、後方のヒューム管に取り付けた発信器の位置を地上の受信機で検知することで掘進機の位置を測定する装置です。

特長

  • 推進延長に関係なく、一定範囲の測定精度が確保できる
  • 管内測量に比べ、測量時間が短い(長距離部)
  • 高レベル下での測量も可能
  • 適用土被りの範囲は2~7m

リアルタイムナビ工法

掘進機に搭載したジャイロコンパス、推進管内のトータルステーションおよび元押ジャッキストロークを一元管理し、リアルタイムに三次元データとして表示します。